日本人のお金の居所は、相変わらず預貯金メインだが、それでも少しづつは投資へ回っているような感じ。
とはいえ、「貯蓄から投資へ」と言われてからはや何年経ったのやら…
それでも投資信託への資金流入はプラスなので、牛歩だけど伸びている。
結論としては、預貯金以外に運用していないのであれば、節税制度があるNISA、iDeCoでしばらく使わないお金は運用しても良い。
どれをどのくらい買うのか、という点は、将来の使うタイミングで世の中がどうなっているのかの連想ゲームで決めていく。
2020年9月16日に日興リサーチセンターが公表した資金フロー動向を見ると、2020年6月−2020年8月の純流入額は約2兆円弱。その前の3月-5月期も約4兆円だったので、そこそこの資金が投資信託に入ってきている。
国内株式、ヘッジなしグローバル株式、ヘッジありグローバル株式などエクイティ関連は増加。債券系は流出傾向。
新聞、雑誌などで年金不安、株式投資、節税などが記事になっていることをよく見かけるような気がするので、その流れに乗った資金が入ってきていること。
中央銀行の緩和政策で世の中にお金がだぶついているのが合わさって、直接資本市場に資金が流入してきているのだろう。
じゃあ、この流れに乗るべきなのか?
預貯金以外に何もやっていない人は、NISA、iDeCoを利用して乗っておいて良いだろう。税金面のメリットがあるもので、しばらく使わないor老後資金のため、という前提。投資で当ててお小遣い狙いの人はダメ。だったら自分で株をやるだけ。
あと、自分の入っている年金の制度も調べて、どういうものがいつ入ってくるのか、とか全体像を考えてやっておくことも必要。
すでに運用している人は、この辺のことを認識しているのでしょうから、銘柄選んで少し買い増すとか、調整的な動きはやっていいのかな。
ちなみに自分自身は?というと、年金は日本株ファンドメインでやっていて、そのほかで米株のインデックスを持って、長めのお金は運用。
ちょっとしたお小遣い稼ぎは、ETFをバタバタ動かしている程度…
改めて、家計の見直しして、資金運用状況を整理しないとダメだなぁ、と自戒中。
コメント