2023-11

金融ニュース

個人の消費動向をどこまで追いかけられるのか。

オーストラリアの大手銀行が住宅ローンなどの返済延滞や債務不履行に備えることを目的に、顧客の支出状況のデータを追跡する動きを準備している。 オーストラリアでは、現金も決済手段として流通はしているが、ほとんどはデビットカード、クレジットカードで...
金融ニュース

年金拠出の増加でインフレ抑制???

オーストラリアの運用会社のレポートで、給与からの年金拠出が増加することで、可処分所得が減少し、需要も減少するのでインフレに対して抑制方向に働く可能性があるらしい。 社会保障関係の支出が増加することが、消費抑制に働いて、インフレに対しての効果...
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賃上げと生産性の関係がインフレを左右する

オーストラリアの中央銀行総裁が、最近のオーストラリアでの賃上げが高いインフレを抑えたい中央銀行の政策を阻害している、とコメント。 その背景には、「生産性上昇率>賃金上昇率」の関係があれば、生産性が上昇するので賃上げがあってもインフレは抑制で...
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生活費上昇で支出を抑える傾向

オーストラリアの主要銀行が家計の支出状況について調査したところ、一ヶ月の平均的な支出額は一人当たり2920ドルになるらしい。その中でも、必需品に対する支出と裁量的な支出に分けてみると、生活費が上昇しているので必需品の抑制額は裁量的支出に対し...
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在宅勤務は生産性を落とすのか???

オーストラリアでは、Fare Work Committeeという労使間の問題事項の解決を図る公的機関がある。そこの判断として、オフィス勤務は労働生産性を上げる、という考えが示された。ただ、在宅勤務を認めないなどの一方的な話ではなく、在宅勤務...
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労働力不足を移民がカバーする

オーストラリアの10月の失業率が公表されて、失業率自体は3.7%で前月から0.1%上昇しているが、就業者数は増加していて、かつ労働参加率が上昇している中での結果なので、表面上の数値に驚いて反応する必要はない、というところ。 就業者数が増加し...
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名目と実質の違いと心理的印象

オーストラリアの名目賃金が2023年は年率で4%上昇していると統計が公表された。上昇幅としては26年ぶりの水準で大きなものだ、という話だが、それはあくまで名目レベル。 インフレ率は年率5.4%なので、実質でみれば賃金は減少しているということ...
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住宅取得のコスト上昇と銀行の利益

オーストラリアのエコノミストは、11月に政策金利が引き上げられて、その影響で住宅ローンの適用金利が上昇することで住宅取得に対するコスト上昇が、今の住宅ブームを抑制して、2024年は停滞して、2025年に回復するような見方をしている。 住宅取...
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どれほど通信環境が重要かを実感

8日の早朝からオーストラリアでは、通信障害が発生して、いかに実生活の中で通信環境に依存していて、インフラとして大きな位置を占めているのかを実感する経験をした。 8日の朝に携帯電話の電波が通じなくて、家の近辺の問題なのか、デバイスの問題なのか...
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オーストラリアは金利引き上げ

7日にRBA(オーストラリア連邦準備銀行)が政策金利を4.35%(0.25%)に引き上げた。新しく総裁が就任してから2回目の政策決定で利上げを実施。前回は様子見で据え置いていたが、先日発表されたインフレ率が前期比で上昇していたこともあり、目...