生牡蠣の基準。いまさらだけど

オーストラリアにかれこれ2年近くいるのに、いまさら気になったのが生牡蠣がほぼどこでも食べられることが通常で、日本とは大きく違うこと。
日本だと、牡蠣は生食用と加熱用で分けられて販売されていて、随分前に仕入れた知識では海で養殖した牡蠣は生食用も加熱用も種類は同じで、養殖生簀からあげた後に、生食用は殺菌された海水の中で何日間かさらに生育することで、牡蠣が持っている菌を排出させているから生食用に適したものになるらしい。

牡蠣は1日で200リットルの海水を吸収して排水して、海水中の栄養素を取り入れて、成長しているらしく、その中で菌類も排出されていくということらしい。

この知識自体は随分前から知っていたが、オーストラリアで牡蠣を食べている中で、そういえばどうやって生食と加熱を分けているんだっけ?と思ったが、生食ができない牡蠣をよく考えると見たことがないような気がする。

勝手なイメージなのだが、オーストラリアが日本のように生簀からあげた後に菌を排出させるような手法をとっているとはあまり想像できないので、分類するという概念自体がないのかも。
それは、生活排水とかから離れた海で養殖しているからなのか、牡蠣の種類が日本とは違うからなのか。。。

ちなみに今のところ、色々食べた中で食当たりに該当したこともなく、順調に過ごしていることを考えると、処理をしていなくても生食で食べられるレベルの養殖方法になっているのかも。

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