全般的には日本は清潔。というのはあっている気がする

いまさらの話題ではあるけど、街中や公共交通機関(電車、バス、タクシー)での日本の清潔度はやっぱり高いのだなぁ、と改めて感じる今日この頃。
かれこれ、オーストラリアに住み始めて一年半くらいが経過して、都会の真ん中だろうと、ちょっとした駅周辺でも、タバコはポイ捨てされているし、電車の中でも結構な数のゴミは落ちていることに目が慣れてしまった感じ。
その環境がごく一般的な国に住んでいて、日本に行くとゴミの落ちている数が少なかったり、公共交通機関の掃除がよくなされている点などは、新鮮に映る人も多いのだろう。

特に個人的に気になるのは、電車の対面シート(前後になっているクロスシートというもの)の向かいの座面に土足で足を置く人が若い人でも、そこそこ分別ができているだろう大人でも、平気でやっているのには、いまだに違和感を覚える。
それに加えて、飲食した際のゴミを座席に置いて行ったり、通路に捨てたりする場面も、ちょくちょく出会う。駅にゴミ箱は設置されているし、大したことではないのに、それさえやらないので、基本的に電車やバスは、うっすら汚れっぱなしで、掃除もされているのか、されていないのか、さえよくわからない程度の清潔度。

国民性とか、移民が多いとかの問題なのかというと、それだけで説明するにはちょっと無理がある感じがする。個人的な感覚でいえば、ある程度は所得階層が高い地域では、それほどひどい感じはしないけど、都会になるほど色々な人(所得階層、人種、居住者、観光客など)がいるので、一層悪くなる印象がある。
これがよく言われる民度というものなのか…特に移民で国籍が多様であったり、文化背景が異なったりするので、良いこと、悪いことは様々なんだろうけど、自分の文化背景からは理解できない面の一つ。

10年以上前にロンドンにいた時にも、やっぱり同じような感じを受けた記憶があり、大都市になるほどポイ捨てが増えていたような記憶。
一方でロンドンを離れて地方に行くと、ゴミが投げ捨てられている場面は少なくて、住人が自分の居住地域の安全性や清潔感に注意を払っているのだろうと思った。これと同じようなことなのだろう。

そこで、もう一歩不思議に感じるのはゴミの分別やリサイクルに関しては、すごく力を入れているという状況。分別の前に、ゴミ箱にすてる、という一般的なことについても広く周知すべきでは?と思った週末。

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