やっぱりインフレなんだと実感

ウクライナとロシアの危機が発生してからエネルギー価格が上昇して,農産物価格も影響を受けるなどで世界的にインフレが発生しているのは認識していた。
実際に電気、ガスの料金が上昇しているので生活コストが上がっているのも体感していたけど,インフラ系の価格の上昇はある意味で自分の生活水準を上げても,下げても,結局は全員が受けている環境なので,あまり痛みというか,諦めに似た感触を受けていた。

ただ,実生活の中で「本当に値上げしているなぁ」と思ったことが先日発生して,物価上昇が個人の支出を検討させる可能性を実感した。

具体的には,我が家ではたまに晩ご飯を作る時間や手間がなくて,弁当を買ったり,レストランで持ち帰りを選択したりしている。
つい先日に,いつも利用しているレストランに持ち帰りをオーダーするのに電話した時に,いつも頼むものを伝えると,「メニューによって値段が20%くらい上がっていたり,内容量が減ったりしているがOKか?」と言われた。
20%上昇と言われると,一瞬考えてしまうけど,あまり選択肢がない中なので「このご時世だからしょうがないね」と言ってオーダーした。電話の向こうで店員も,このメニューは上がっている,こっちはそうでもない、というように色々と説明してくれて,こちらの気持ちを和らげようとしてくれているのが実感できた。
まぁ,色々コメントを言われているのだろうなぁと思いつつ、全般的に原材料費が上がっているし,人手を確保するために賃金を払うには利益も必要だし,と考えると一定の値上げは仕方ないし、受け入れるべきなんだろう。

と、これは家族が食べるものも含まれているので、これからも特に大きな変更もなくオーダーするのだろう…
一方で、自分一人で食べるランチや晩ご飯に関しては、知らぬうちに行動様式が変化していたことを実感した。

振り返って考えてみて実感したのは,仕事で遅くなった時に一人でとる晩ご飯で、これまでだとあまり深く考えずに行きたいところに行って,気になるものを選んでいたが、昨日は「そういえば、あそこのメニューは会員だと夜でもランチ以下の値段だったような気がする」と気づいて、それを目指して行っていた。

内容的には、まぁまぁで値段対比ではパフォーマンスはよかったのだろう。ただ、この選択をした時に、積極的に前日の持ち帰りの値段引き上げを考えていたかと言われると、そうでもなくて、潜在的には意識していたのだろうけど、店を選ぶ時点では明確に頭に思い浮かんでいたものではなかった。

明確に意識されるようになると全般的な消費行動が変化するのだろうし、それが広まると支出の絶対額が抑えられて行くので、景気にネガティブな影響をもたらすことを実感した。
他方で、この潜在意識に訴えかけるナッジの効果も理論的に正しいんだろうと思ったところ。

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