BMWが燃料電池の実証実験をスタート

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オーストラリアでBMWが燃料電池車の実証実験をオーストラリアで開始した。

EVが数年前からとてつもないブームになり、テスラを筆頭に中国メーカーなどもEVを開発して販売している中で、伝統的な自動車会社のBMWがオーストラリアで水素で走る燃料電池車の実験を始めるということで、EV一辺倒から変化しているのだろう、という感じを受ける。

BMW自体はヨーロッパ、日本、アメリカ、など複数の国で試験走行をしているので、最終的な局面として実証実験を進めることになった様子。
今回の実験で色々な情報を集めることができ、その結果として将来の燃料電池車の開発のために情報収集になると見られている。

オーストラリアでEVが流行っているか、と言われると都市部では流行っているように見えるが、地方に行くと、そもそもEV選択自体が選択肢に入ってこないことが想定される。
結局のところ電気を充電する施設がないこと、都市間の距離が離れすぎているので自動車が動かなくなった時点で生死を分ける状況が発生するので、航続距離が長いこと、燃料を補充できる施設を作るコストが安い、ということがポイントになるだろう。

色々な国で実証実験ができており、今回オーストラリアで実験結果が出れば、かなり便利な情報が集まるのだろう。

特に詳しいわけではないけど、内燃機関(エンジン)の技術は難しいものらしくて、自動車ができてからエンジンを作ることができるメーカーはそれほど多くなく、ほとんどのメーカーは自動車かバイクを作っているメーカーだけになっているらしい。
EVへの流れがどんどん大きくなっていく中で、エンジンに関する技術が失われていく、開発が進まなくなる、という雰囲気があったが、日本のメーカーは水素エンジンを開発進めて、特にトヨタはEVについては当初乗り気じゃないような雰囲気だったが、今は並行して制作している。

ここにきて、EVの航続距離の問題や充電設備の設定など、まだ準備が途中の状況だろうし、それがガソリンに置き換わる時代が来るのかは、よくわからない。
ガソリンスタンドが電気スタンドになる、というような話もあったが、十分な電気を作り出して、蓄積することの技術がまだ間に合っていないから時間がかかっているのだろう。
技術革新で一気に変わるのかもしれないが、その点はよくわからない。

気候変動が問題で、温暖化ガスの元になる化石燃料の燃焼を目に見えて減らすことができているように見えるのがEVの流行に繋がっているのだろう。電気を作るための燃料がガスを出さないことになれば良いが、太陽光、風力、波力などは、まだ化石燃料を賄える状況にはなっていないので、そこを突破する技術ができると変わるのだろう。

先が見えてくるまでは、自動車はエンジンの技術を捨てることはできないだろうし、エンジンの技術が電力発電のタービンに重要であったりするので、しばらくは開発研究して、技術が突破するまで待つのだろう。

何を描きたいのかよく割らなくなってきので終わり。

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