S&Pがオーストラリアのガス会社に対して、衰退方向との見方をしているらしい。
背景は、世界的な再生可能エネルギーへの移行、オーストラリア国内では一部で住宅開発に対してガス供給網を接続することを禁止するなどの措置がされていて、今後ガスの消費量が減少していくということが背景にあるらしい。
原文のレポートを読んでいないので、理由が正しいのか、他にもあるのかまで見ていません。
例えば、住宅の建設に関してガス網への接続を禁止するとして、その場合はガスの代わりに電気を使うということで、その電気は全て再生可能エネルギーで賄う、ということなのだろうか。
太陽光、風力、地熱、波力など色々と再生可能エネルギー自体の安定供給が前提になるのだろうけど、そこまで技術は進展しているのか、進展していくのか、というの点が気になるところ。
技術が進展するまでの間は、引き続きベースとなる電源は化石燃料になるのだろう。その期間がどれくらいの期間なのか、そのあたりの見通しについて知識が全くないので理解が追いつかない。
どこかで聞いたか見た話だけど、電気でお湯を沸かす、という行為はエネルギー効率から考えると、とても割が悪いと。ガスで水を蒸気にしてタービンを回して、電気を作り、それを家庭に送電して、家庭では電気でお湯を作る、という工程は、ガスで直接水を沸かす方が効率性では抜群に高い、という話。
この点は至極もっともだな、と理解はする。電気を作るのと直接お湯を沸かすのでは、発生する温暖化ガスの量は違うのだろうか???きっと同じだろう、結局水が蒸気になる温度はどこでもいっしょなのだから、投入するエネルギー量は一緒でしょ。
電化が本当に気候変動や温室効果ガスの発生に歯止めをかけているのか?化石燃料より再生可能エネルギーの方が歯止めをかける、という点には理解が進むけど、好きな時に好きなだけ使える環境で今まで生活してきていた人たちが、地球環境を守るために極端な不便を受け入れるとまでは到達しなさそうだから、しばらくは時間をかけながら移行していくのでしょう。
あまりまとまりのない話。
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