オーストラリアの家計消費の統計が発表され、全体では前年同期比1.3%増加。
景気が良いのか悪いのか、住宅ローンの金利負担が大きくなってきている、というような話が出てくる中で消費は増加。
インフレで物価が上昇していれば、同じ量を消費していても消費額は大きくなるので、一概にプラスだから良い、とも言い切れないような雰囲気。
特にNSW州、VIC州は−0.2%、−0.3%と減少しているので、この2つの州は良くないのだろう。
一応、住宅ローン金利の負担が重く、消費ではなくてローン返済に資金が回っているようす、という書き方。
家計が買い物とかサービスで消費しても、住宅ローンの返済で資金を使っても、どこかに金は流れていき、回り回って、株式配当になるのか、誰かの給料になるのか、税金になるのか、というようなことを考えると時間差を伴うだけで、お金自体は回っているのでしょう。
ただし、株式配当のような形で回る部分は「投資」をしている層には直接的にプラスの影響が出るけど、そうでもない層には回ってきていないのと同義になる。
給料や税金になる部分は、直接、関節の両面で家計に何らかの形で回ってきている可能性がある。
いずれにパターンでも、いま使われたお金が回ってくるのは少なく見積もっても1年後くらいになるわけで、その頃に生き残っている企業や家計はその恩恵を受けられると。
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