ガスが採掘できるのに将来がず不足になるらしい

オーストラリアの競争委員会(ACCC)によると、2027年に東武州でガス不足が発生する可能性があるということ。
すでに12月の報告でも2028年にはガス不足になると公表していたが、1年前倒しになっているということ。

その理由として挙げられているものは、新規の計画の承認が遅れていること、既存ガス田の供給が足りていないこと、ということ。
12月時点より伸びたのは、契約承認が遅れていることが明らかになったからだろう。

特に東部州で不足するとのはなぜなのだろう?
人口も多く、産業も他よりも多いからなのだろう。とはいえ国内で使用する量を賄えないほどの状況とはどういうことなのだろうか???
輸出先が決まっていて、自国消費が予想よりも伸びているという、需給のバランスの読み違いから発生しているということなのだろう。

採掘関連は色々と規制や計画承認が多くて、時間がかかるということであれば、ある程度は仕方ない点が多いのだろう。
供給不足で価格が上昇したり、産業発展にネガティブな影響があることが想定されているならば、政府の方針でスピードアップさせることなどしないのか、と思うところ。

とりあえずは、何かの行動が発生しないのであれば、燃料価格の上昇でインフレ圧力がかかり続けるということになるので、政府やRBAが緩やかにインフレは落ち着くと考えている点からは、乖離していくことになり、利上げに関しての意識が勝手に高まるのだろうか。

公表された内容が、時間軸的にインフレを考えるには少し遠いような気がするので、すぐに市場が反応することはないのだろうが、気にしていても良いかもしれない。

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