夏のオーストラリアの風物詩の一つとして競馬がある。
7日がその開催日で「メルボルンカップ」と言われるもので、その名の通りでメルボルンで開催される競馬で、日本の競走馬も出走予定になっている。レース自体は午後の早い時間行われる。
毎年11月の第一火曜日に行われるものでルボルンでは祝日になって、そのほかの州では特に関係なし。その辺りが、州政府の力が強くて、連邦制の国家であるところを感じる。
じゃあ、メルボルンカップだからメルボルンだけが盛り上がっているかというと、そういうわけでもなくシドニーやゴールドコーストなど他の主要都市でもお祭り的に盛り上がっている。
シドニーでは、色々なレストランが「メルボルンカップデー」としてランチタイムからコース料理を用意して、食事をしながらレースを楽しむ、というイベントになっている。
特に女性は、イギリスの競馬の影響を受けているようで、華やかなドレスに凝った帽子や髪飾りをつけてドレスアップして街中に繰り出している。その辺りは、宗主国であるイギリスのロイヤルアスコット競馬を彷彿とさせる。
レースは始まっていないが、日本から出走があり、もう一つ日本の馬ではないけど日本風の名前がつけられている馬も走るらしい。
この日だけのお祭りなので、午後からオフィス街はなんとなくゆるい空気が漂う。
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